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2009年12月03日

片麻痺の調理訓練

久しぶりのブログの更新になってしまいました。巷ではインフルエンザが流行していますが、皆さんは大丈夫でしょうか?

本日2年作業療法学科の日常生活活動学兇亮業では、「片麻痺を想定した調理訓練」実習を行いました。

条件は「両手を使ってはいけない」こと。

キーワードは「安定」と「手抜き」です。

片手しか使えませんので、物を持ったり押さえたりする事が難しいため、滑り止めマットなどで工夫します。また、バランスを崩すことなく座位や立位で作業を行う身体能力も求められます。

また、一度にたくさんの事は出来ませんので、いかに動作を簡略化していくか、が求められます。冷凍サトイモ、スーパーに行くと卵を割りおとしてレンジでチンして出来る親子丼や、野菜や肉が盛り付けられている鍋セットなど、半加工品が多く出回っているので、そのような具材を活用してもよいですね。

左手でにんじんを切るためには切り方の工夫が必要ですし、ジャガイモの皮をむくためには、まな板に釘を付けたもので固定して動作を行います。

片手で焼きそばの袋を開ける事はとても難しいです。どうしましょう?

利き手ではない手で箸を操作するためには、訓練が必要です。野菜を炒める、調味料を入れるなど、スムーズな動作が求められます。

 

出来上がりの紹介です♪

1班:フレンチトースト。プリンを潰してオーブンで焼きました。美味☆

2班:カレー。ジャガイモと人参をレンジで温めて時間短縮。

3班:焼きそば。トングを使用すると、盛り付けが楽です。

4班:お好み焼き。小さくした方が片手でも返しやすいですね。

5班:野菜炒め。1番早く出来ました。時間短縮も大切です。

料理は1日3回年中無休です。何をどれくらいしたいと希望されているのか、実際にする必要があるのか、している能力として習慣化できるか、対象者さんと共に関わっていく事が作業療法士に求められます。