穴吹動物看護カレッジ 特別授業
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特別授業

人間と動物のあるべき姿を求めて

「ペットは飼い主の所有物ではなく、命ある生き物であること。」
2000年に改正された「動物愛護法」には、人と動物の共生の理念が盛り込まれました。
私たちは、ペットである動物たちとどう接していくべきなのか、それを社会全体で考えるために、 今、さまざまな活動や取り組みが始まっています。動物との関わりを通じて地域社会に役立つ人になってほしい。 その思いを伝えるため、本校では各種専門団体と連携し、シンポジウムなどのイベントを行っています。

■第5回 ひとと動物のかかわりシンポジウム〜子どもと動物〜「ヒューメイン・エデュケーション」
2006.6.3(SAT) / 高松テルサ
基調講演「子どもと動物」より
主催:ひとと動物のかかわり研究会・専門学校 穴吹動物看護カレッジ

2006年6月3日、本校は、NPO法人「ひとと動物のかかわり研究会」と共同で「第5回ひとと動物のかかわりシンポジウム」を開催しました。人間と動物の共生について研究を重ねている同研究会の理事長であり、ベストセラー「バカの壁」の著者としても知られる脳科学者・養老孟司博士(北里大学客員教授、東京大学名誉教授)を招いた公演内容は、「ヒューメイン・エデュケーション」について。参加者は、「人間という動物である自分も含めたすべての動物に対する思いやりを持ち、その存在を大切にする道徳的態度の育成が“ヒューメイン・エデュケーション”」と話す博士の言葉を興味深く受け止めました。今回のシンポジウムを受け、同研究会の会員となった本校も地域と連携し、カリキュラムや学校生活の中で、その考えを実践していきます。

養老 孟司
●養老 孟司(ようろう たけし)
神奈川県鎌倉市出身。解剖学者(医学博士)。特別非営利活動法人「ひとと動物のかかわり研究会」理事長、北里大学客員教授、東京大学名誉教授。大の昆虫好きで、研究や標本作成もライフワークのひとつ。1989年に「からだの見方」で、サントリー学芸賞社会・風俗部門を受賞。「バカの壁」は300万部を超える大ヒットを記録し、2003年のベストセラー第1位。また、同タイトルが新語・流行語大賞、毎日出版文化賞特別賞を受賞。
■基調講演とシンポジウム 「動物虐待をめぐる日本・欧米の現状と展望」
2006.5.13 (SAT) / サンポートかがわ国際会議場
「私たちの目の前で起きている悲しい出来事と動物虐待は、決して無関係ではない。」動物虐待サミット高松大会実行委員会、香川県獣医師会などとの共催により、小児虐待、犯罪、家庭内暴力の前兆として報告されている動物虐待についての討論が、この分野の世界的な第一人者であるユタ州立大学の教授フランク・R・アシオーン先生を迎え、2006年5月13日に行なわれました。
フランク・R・アシオーン教授
日本の医療、教育、獣医学の現場で活躍されている方々が「動物のことだけにとどまらず、地域社会福祉や教育、法律の分野も学ぶことも必要である」という先生の話に耳を傾け、それぞれの現場で体験した事例や意見を発表。それを受けた先生は、動物虐待に直面した際には、これらの人との連携が必要であると語り、そのメッセージは、参加者の胸に深く刻まれました。

主催:動物虐待サミット高松大会実行委員会
共催:専門学校 穴吹動物看護カレッジ・(社)香川県獣医師会 他